2018.01.02 高校サッカー選手権 流経柏-徳島市立

12日は、恒例の高校サッカー選手権の観戦にフクアリへ。スタジアムに入ったのはキックオフ20分前でしたが、バックスタンドの2階席の前の方でセンターライン近くに座れました。フクアリはこの辺が全体を見渡せて一番見やすく感じます。

 1205分にキックオフ。チャンスの数は圧倒的に流経。しかし全員でゴール前を固める徳島の前に前半は無得点。前半終了した瞬間、徳島の選手たちはハイタッチで喜びを表していたことからも、両チームの力の差は歴然なのだが。徳島は守備を固めて、とにかく失点せずにしのぐ戦法のようだ。

選手権は40分ハーフで、延長戦無しだから、同点だと勝負の行方はPK戦に委ねられる。実力上位のチームが無得点で終わり、PK戦で敗れる事はよくある事。これだけ攻め込みながら点が取れないと、嫌な感じがします。チームに焦りが生まれなければ良いが。
後半はさらにスイッチが入ったように攻め立てる流経。得点も時間の問題かと思われた後半11分。後半から投入された9番のイガグリ頭の徳島の選手にボールが渡ると、一気にスピードアップ。いや、凄いスピードです。流経も3人が対応したが、あっという間に置き去りにして、目の覚めるようなクリーンシュートを流経ゴールに叩き込んだのです。ドリブルもシュートも、う〜んこれは見事! 流経、やられました!
あとで調べてみたら、この9番の選手は岡健太君。「阿波の弾丸」と呼ばれているらしい。素晴らしいスピードに加え、ドリブルも上手い。流石です。歓喜の徳島イレブンとベンチ、応援席。
流経ピンチです。これだけチャンスがあっても、ゴールを割れない。PK戦を避けるには、あと2点が必要です。昨年の準優勝チームも、初戦で敗れてしまうのか?  サッカーは難しいなあ……と思いがよぎり始めた後半15分。ゴール前の混戦から10番の熊澤選手がついに決めてくれました。熊澤君の得点感覚、流経の10番を背負うだけの事はあります。
その11分後の26分。再び10番熊澤君が獲得したPKを自ら決めて、2-1と勝ち越しです。
なんとか勝てました。負けなくて良かったです。
 

さあ、キックオフ!

f:id:conablo:20190105224555j:plainf:id:conablo:20190105224439j:plain

試合終了!

f:id:conablo:20190105224708j:plain