2018.11.18 高校サッカー選手権千葉県予選決勝 流経柏-市立船橋

年末年始に開催される高校サッカー選手権。その千葉県予選決勝を観に、フクアリに行ってきました。

決勝に勝ち上がったのは、去年と同じ市船と流経柏です。もうこの2チームは、間違いなく千葉県の誇る強力2トップです。この2チームによる決勝は今年でなんと6年連続になるそうです。しかし両チーム共、ここまで楽には勝ち上がってきていないところが、千葉県のレベルの高さを物語っていると思います。

昨年は2-1で流経に勝利の女神が微笑みました。そして選手権でもトーナメントを勝ち上がり、決勝で前橋育英に敗れたものの、見事準優勝に輝いたのです。その流経で大活躍したのが2年生のディフェンダー関川君でした。今日の試合では、3年生になったその関川君のプレイをとても楽しみにしてきました。関川君は今年になって故障もあり、復帰後も一時自信を失ってスランプに陥っていたと聞いていましたが、今はすっかり復調しているようです。

しかし、この試合を勝てば、全国大会の切符を手にすることの出来る決勝の舞台。選手たちはどんな思い出ピッチに立つのでしょうか。選手だけではなく、ベンチ入り出来なかった沢山のサッカー部員たちや、チアやブラスバンドの子たち。そしてその父兄たちも、祈るような気持ちで今日を迎えたに違いありません。そんな事を思っていたら、試合が始まる前からなんだか胸が熱くなってきましたよ。いや、熱くなったのは、胸と言うよりは鼻の奥のあたりだったかもしれません。

さて、その関川君。流石ですね。競り合いで殆ど負ける事がありません。特にヘディングでの競り合いは高校レベルでは、無敵と言えるのではないでしょうか。

さてゲームは、前半流経がゲームを支配して20分くらいに先制します。前半は流経の守りの強さが際立っていて、市船の攻撃が繋がりません。しかし、後半の中頃からは市船がペースを掴みます。市船には中盤にスピードのある選手がいて、ドリブルから再三チャンスを作ります。

何度も決定的なチャンスを作る市船。特に、関川君が一度だけ、スピードあるドリブルにスルリとかわされた瞬間がありました。決定的な同点機を迎へ誰もが同点と思いましたが、シュートは僅かに枠の外へ!

後半の半ばからは、前半と違って流経が防戦一方の展開となりましたが、残り時間5分くらいで、決定的な2点目を決めて試合は決しました。

市船は2年連続で、決勝の舞台で流経に敗れました。しかし、勝負は紙一重。何度か迎えた決定的なチャンスでしっかり枠にシュートを飛ばせていたら、結果は逆になっていたかもしれません。いずれにしても、激闘でした。ナイスゲーム!全国大会、いまから楽しみです。

 

決勝はフクダ電子アリーナで。

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周囲は市船サポーターが多数!
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チアも気合いを入れる!
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注目は5番関川君。
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流経柏の応援席
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市船の応援席
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タイムアップ! 倒れこむ市船の選手たち。
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